近年不審なドローンが墜落する事件や、不審物を投下していくようなドローンの評判を下げるような事件が多発しております。高性能なドローンが比較的安価に買えるようになったこと。ドローンの知名度が上がり、ドローンユーザーが増えたことにより、今まで異常にマナーのないドローンが目立つのも理由の一つです。ドローンに携わるサイトを運営している私としては、すこし悲しい話です。ドローンは有効に使わなければ、毒にも薬にもなります。

さて今回はそんな不審ドローンの対策についてです。不審ドローン対策のことを「アンチドローン技術」と呼びます。実は今までは警察も手も足もでなかったですが、官邸ドローン落下事件以降、着々と不審ドローンに対する対抗策は考案されてきました。その一部をご紹介しましょう。

ドローンの電波をジャック

ドローンは、操縦者の持つコントローラーから発せられた電波によって操縦されています。そのため操縦者からの電波を妨害すれば対象のドローンは止まります。実は以前にも同じような問題を解決するための記事を書きました。もうすこし詳しく解説しているのでどうぞ!「ドローンを撃退する電波銃

不審ドローンをキャッチ

不審なドローンを見つけた場合、出来る限り損害が少ない状態で動きを止める必要があります。そのため、不審ドローンを見つけたら、不審ドローンを上回る高性能なドローンで、キャッチし動きを封じます。これなら相手のドローンを傷つける必要もなく、動きを封じることができます。しかし問題点として、かなり熟練のドローン操縦技術を必要とするということです。なぜなら不審ドローンの操縦者も、自分の操作するドローンに、他のドローンが網をもって近づいてこれば逃げます。逃げる相手を捕まえるにはかなり高度な技術が必要ですよね。実際にその訓練をおこなっている警察もいます。「テロ対策ドローンの訓練現場公開 兵庫県警

動物の力を利用する

本来、ドローンや他の空中を自由に飛び回るマシーンがなければ、空は鳥のテリトリーです。空中の飛行能力はどのドローンにも負けていないことでしょう。しかし不審なドローンを見つけたのはいいとして、鳥にドローンを静止させることが可能なのでしょうか?
答えはYESです。実際にフランスでは不審ドローン対策として熟練の鷲師を採用しています。鷲は力が強くドローンの揚力に負けないパワーをもっています。また、猛禽類は視覚がすぐれているため、空中でもドローンを見つけてくれます。なんと1500m先のネズミを見つけるほどの視力です。すさまじいですね。

ルールや法律を守る

さまざまな対策により、不審ドローンを撃退したり、捕獲したりしているアンチドローンですが、本来であればこのような技術を必要としないほうがいいのです。ドローン操縦者があやまった使い方さえしなければよい話です。これからドローンを購入するかたは、それらのルールやマナーをしっかり守った上で、ドローンの操縦を行いましょう。