最近はインフラ整備にドローンを活用するといった話が増えてきましたが、このたび現場の調査を行うためにドローンを最大限活用できるよう、滋賀県独自のドローン操縦免許「びわコプター」を運用開始しました。

県が認める初めてのドローン免許

ドローン独自の免許制度は国の機関や民間の企業でも導入されていますが、県が始めるのは初めての試み。滋賀県が運用する県土木交通部は早くからドローンに目をつけ、2015年にはドローン1台を購入すると共に運用を開始、実際に災害調査をおこなったり、インフラ点検などを150回以上にわたり、活用してきました。実際に使った滋賀県の土木交通部からは有効性があると判断し、翌年からさらに4機増やすと共に、6月からマニュアルの制定を行いました。職員を対象に行い63人が合格し操縦者としてみとめられました。

マニュアルは実際の現場で役に立つものばかり

マニュアルを制定し安全に活用するために、ドローン1台に付き3人一組で行動することが義務付けられており、150回を越える運用からヒヤリハットの事例やその教訓をしっかりと活かした指導がなされているそうです。
調査は風下から行わないとバッテリーの消耗が激しいため、風下からドローンを飛ばすように。といった現場で培った実践的な内容が含まれている。

講習は基本的な飛行ルールもそうだが、機体の構造や操縦方法。試験は筆記試験と実技試験の二つが儲けられており、講習を受けて試験に合格することにより、ライセンスを取得することができます。ランク別けがされており「S」「A」「B」といったように実技の時間の長さによってランクが変化するシステムになっています。

滋賀県は、インフラ整備もそうだが、日常生活でも使える技術という点を評価し、さらにびわコプターの存在をアピールしていきたいと話している。

実際にドローンを使って撮影された土砂崩れの様子