飛行空母からドローンが発進して、各家庭の庭先に荷物を届ける。こんな未来SFじみたアイディアが今現実になるかもしれない。ドローンといえば、日本での墜落事故が発生した時期を境に、あまり良いイメージばかりがないのも事実だ。しかしアメリカではそんなイメージばかりではないドローンを新しい活用するような、面白い特許が数々と取得されている。今回取得された特許もその一つだ。アマゾンは毎度新しいアイディアを提案し私達を驚かせてくれますが、今回もまたアマゾンが新しい特許が話題を呼んでいる。

空母飛行船を基地にドローンが発進?

空母を基地にしドローンが発進し、それぞれの目的地に向かうことにより、ドローンの飛行時間を短くする目的である。この配達を「最速配達」と名づけて米アマゾン・ドット・コムが特許を申請していることがわかった。
上記で説明したとおり、飛行船に一時的に荷物を積み込み、発進。目的地近くまでとどけて、空中からドローンで数分以内にとどける。たしかに理にかなっているし、それに1930年代ではアメリカで似たようなことが行われていたのだ。当時は小型戦闘機を、目的地ちかく飛行船でパーツにわけて輸送し、現地で組み立てるという手法で利用された。

飛行船から配達のメリットは大きい

飛行船からのメリットが大きいのは事実だ。飛行船からなら、配達距離も短く、飛行時間を減らすことも出来るし、バッテリーを節約する事が可能である。さらに空中からドローンが低下して配送するため、重力を利用して配達を行うので、エネルギーの節約することができる。これにより本体の小型化、軽量化を行うことができて、コスト削減に繋がるのだ。

飛行船には問題点もある

そういえば、日本でももちろんだが、海外でも飛行機をみる機会は多くても、飛行船を見る機会は少ないのではないだろうか?飛行船が最も主流だったのは、1900年から1940年頃。たしかに飛行機にくらべて、飛行船が優位だった時代もあります。では一体なぜ飛行船は姿を消したのでしょうか?

理由は3つあります。1つ目は、当時推力を得るために必要だった水素ガスが引火の危険が高かった。二つ目は強風などによわく、環境に左右されやすいかった。3つ目速度が出しにくく、時間社会の現代に合わなかった。などがあり、現代の多忙な社会に合わなかったのではないでしょうか。

現代では、その問題の一つは解決しています。一つ目は現代では水素ガスは使用されておらずヘリウムガスのため引火の心配はありません。しかし2.3の問題については解決していません。さらに現代において、新しい問題も発生しています。ドローンの飛行高度は航空機の飛行領域となる空域にはいる事を厳しく制限しているため、ドローンの飛行は約150メートル以下に制限されている。もし150m以上を飛行する場合は国に許可を申請する必要があるのだ。

もちろんアマゾンの「最速配達」も飛行船から発進するドローンが、150メートル以上になった状態で発進する場合、特別な許可が必要となってくる。毎回その許可を申請、するのは愛変困難だ。そのため限定された環境での運用を目指していると予想される。

限定的な場所にアマゾンが想定しているのは

アマゾンが想定している場所として、一箇所に多くの人があつまるスポーツ試合やイベントなどが挙げている。これらの場所での活動ならば、宣伝の効果も兼任する意味は大きい。これまでにも飛行船はこのような使われ方をしているためよくわかるとおもう。郵送する製品は、食品、書籍、小型IT(情報技術)製品、玩具、スポーツ用品、アパレル製品、DVD、雑貨などが挙げられるだろう。
キャンペーン中の決まった時間のみ、会場の近くまで飛行船をおろして、ドローンで大量の物資を運送するのだ。

解決しないといけない問題は多い最速配達

問題点の多くは今だ解決せぬまま山積みになっていることは事実であるが、現代問題がない状態でのビジネスのスタートはハッキリいってないでしょう。規制やルールがある以上それを越えるためには、困難を解決していく必要があります。
新しい分野であるドローン関係は、特にそれが顕著です。しかしアマゾンはドローンをつかったサービスには力を入れているため、これからもどんどんドローンを使った特許を取得していくかもしれません。アマゾンのこれからの活躍に期待です。