アフリカでは、いまだにインフラ整備の遅れが指摘されているが、今回その問題を解決するため、ドローンが有効ではないかと考え、ドローンの採用が期待されている。
ただし、アフリカではインフラ以上に技術の進歩が遅れており、人々に理解を得ることが最初にやるべき課題となる。最初ドローンについての説明に不安を位大体民間人の間では採血用の物体が空を飛び回ることに、魔術だという噂が周ったり、否定的な意見が多く見られた。

しかし、一度理解を得るとアフリカの人々は寛容で、ドローンの飛行音を聞いても怖がらなくなり、むしろ率先して協力する姿勢を見せてくれている。近隣の学校の教師や学生が飛び立つ姿を見学にくることもあるようだ。

アフリカにドローン輸送の必要性

先ほども指摘したとおり、アフリカは最もインフラ整備の遅れが指摘されており、主要な道路でも舗装ができておらず、たとえ舗装されていても崩れてしまうことが多いようです。
そのような土地で安全に、かつスムーズに血液サンプルを陸路で運送することは難しく、国際連合(UN)も頭を悩ませた。そこで小型のドローンなら、輸送可能なのではないかと可能性を探ってみたことろ、アフリカには大きな建物も少なく、陸路より安全に輸送できるのではないかと、採用されたという。
ただしアフリカで人道支援にドローンを活用する人々は、「ドローンは即効薬ではない」と断言しており、これから活用方法をしっかりと探った上で、安全に運用指定かなければならないと警告している。

順路はあるが問題も多いドローン輸送

実際にドローンを飛ばす経路の確保は可能でも、まだまだ多くの課題が残るのも事実、たとえばアフリカでは携帯電話が普及しているとはいえ、電波環境がまだまだ発展途上であるため、GPSによるドローンの遠隔操作が難しい。そうなると飛行距離が制限されてしまうため、再充電を行う施設も不足しています。
また墜落してしまった場合、ドローンの回収が不可能なため、政府にドローンの規制をしっかりとつくり土台を作らなければならないなど、課題は山済みである。

最大の懸念

最大の懸念がもう一つある。アフリカには武装ドローンは平和維持活動の一環で配備されている。ドローンは地上からだと、医療用のドローンと武装用のドローンの見分けがつかないのである。そうなると医療用ドローンには寛容な住民も、不安になるのはしかたない。
そうした市民の不安を解消するためにも、ドローンを飛ばす環境を整えることは最も重要な課題である。アフリカでドローン輸送を行うにはさらに可能性を模索していく必要があるのかもしれない。