ドローンを初めて世界に知らしめたのは、DJI社の『Phantom』というドローンでした。
組み立て不要で、操作も簡単で、安全性、性能なにをとっても文句なしのドローンです。Phantomは民間用ドローンとして70%のシェアを誇っているため、今ではドローンの代名詞といっても過言ではありません。

これまでは空中から地上を撮影するとなると、小型の飛行機やヘリコプターの専売特許でした。しかしこのドローンができたことにより、空中からの撮影事情はがらっと変わりました。
鳥が空を飛んでいるような視点を、ホバーリング可能な自由自在の飛行で新しい視点を手に入れたんです。

また、ヘリコプターや小型の飛行機と大きく違うのは、やはり値段です。
今までヘリコプターなどの空撮には、大変なコストがかかっていました。空撮を行うにはそれなりの資格や準備。お金が必要でした。それを民間ドローンは誰でも簡単にかつお手軽に手に入れることが出来るようになったのです。

これからはドローンが空撮の鍵を握るのは間違いないでしょう。

2013年に最高齢でエベレスト登頂を写す

2013年に最高齢でエベレストに挑戦を行った三浦さんもドローンによって撮影されました。
しかしこの登頂は実は、ドローンにとってはなかなか過酷な環境だったことが伝えられています。
大気もうすい、それにドローンにとっては大敵な強風、気温もお世辞にも最適な気温とはいえない。
また操縦ミスで崖からドローンが転落してしまっては回収不可能なある意味、非情な環境でもあった。

エベレスト登頂のカメラマンとして同行していた「平出和也さん」はこう語っています。

「今まで、さまざまエベレストの映像が撮られてきてはいますが、ヒマラヤの高所という場所が場所だけに、駆動性のある映像が少なくて。どれも見たことがあるような映像で、今となっては目新しさがないんです。三浦さん側からは特に撮影手法についてのオーダーはなかったので、新しい撮影手法のひとつとして、ドローンが使えそうだなと、エベレストに持ち込んだわけです」

「標高が高く、空気が薄いところでは、まずドローンを上昇させるのが難しい。空気が薄いとプロペラによって空気を叩く量が必然的に減ってしまうので、単純にプロペラの回転数が上がっていって、空回りしているような感じでしょうか」

ドローン操縦にとって大変難しいミッションだったことがわかります。
しかしこれを成し遂げたことによりドローンの知名度や、これからの発展の第一歩となったことはいうまでもありません。

ドローンが民間人の世界に馴染んできた、そんな印象を受ける出来事でした。この当時ではまだカメラマンという限られた職種の方だったからこそ取り入れた手法ですが、今ではもう少し手の出しやすい値段になっていたり、素人でも扱いやすくなっていたりと、ドローンも日々進化しています。

スポーツでも活躍の場を広げているドローン

ドローンの活躍の場は山だけではない。
スポーツの世界でもドローンを使った新しい映像を撮れないかと期待されている。
様々な視点からの新しい撮影や、迫力あるシーンを撮影するにはドローンは最適です。決まったアングルだけではなく、3D空間での様々なアングルが可能です。
選手の動きをしっかりと捉えます。
また写すのは試合だけではありません。戦術やフォーメーションが重要視されるスポーツでは練習でも本領を発揮します。撮影後に戦術を立てたり、問題点の改善などにも活かすことができます。

 

防災時の人の踏み込めない領域にも

土砂災害などで、土砂や流木が邪魔になり、救助をするにも二次災害の危険がある現場でもドローンなら難なく立ち入ることができます。空中から撮影したり、近くで被災者がいないかなどの確認を行います。
ドローンの活用によって、多くの人の命が助かるのかもしれません。

まだまだあるドローンの活用方法

ココには書き切れないほどのたくさんの活用方法がドローンにはあります。
また芸術などの新しい撮影方法として取り入れられたり、建設のためのインフラ管理など、メンテナンスにも活用され始めています。ドローンの活躍の場はこれからさらに広がるコトが予想されるでしょう。
あなたもこれを期にドローンの活用方法を考えてみましょう。